また、同じ夢を見ていた

君はそっと呟いた

また同じ夢を見ていた


冷たい床に頬を預けて

眠らない街で日々を過ごした


ありふれた日々の中では

何も満たされなくて

その先にいる、君を眺めていた


どうして、日々の中で

分かち合えない事があるだろう

君が零した、救いきれない

嘘は全部忘れてあげるから


苦いのをありがたがる

大人達を横目で眺めた


街の喧騒に離れて

声が聞こえない方まで歩いた


居場所を探す、椅子取りゲームに

もう、うんざりして

夢の中に溶け込んでいた


どうして、日々の中で

分かち合えない事があるだろう

君が零した、救いきれない

嘘は全部忘れてあげるから


曖昧な記憶に溺れてしまえば

君の姿も薄れるだろう

消えそうな君の右手に触れたら 

戻れそうにないから


どうして、日々の中で

分かち合えない事があるだろう

君が零した、救いきれない

嘘は全部忘れてあげるから


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