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2025/1/1

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今年から日々の出来事や感じた事を書き留めていこうと思います。 昨晩は地元の友達と久しぶりに集まり、飲んで食べて、一人3000円で済む個人経営の居酒屋を見つけて感動しました。 そこで食べた、葬送のフリーレンに出てくるような、馬鹿デカハンバーグがとにかく美味しかった。 原作:山田鐘人 / 作画:アベツカサ 漫画「葬送のフリーレン」 飲みすぎたせいで今日一日ぼんやりと過ごしてしまいました。今年はもっと自分に優しく、そして少しだけ規則正しい生活を目指そうと思います(多分)。 年始早々、布団の中で観たい漫画を消化する時間が何より至福です。 年始で読み始めて、一気見したのは「シグルイ」 月刊チャンピオンRED上で2003年から2010年まで連載された、山口貴由氏の時代劇漫画で、エキセントリックな登場人物、ネットミームの数々が散らばっており、不条理残酷無残衆道グロテスクラブロマンスギャグ漫画のジャンルを作り出した。 「シグルイ」を一気読みした後、エネルギーを吸い尽くされ、「ぬふぅ」と声が漏れたのが今年最初のハイライト。 今年は「シグルイ」の名シーンのように友達とウミガメの産卵を眺めに行く青春みたいなこともしてみたいし、新しい景色に触れることで、少しでも日常がカラフルになればいいなと思います。今年はそんな小さな希望を胸に、のんびりやっていこうと思います。 原作: 南条範夫 / 作画: 山口貴由   漫画「シグルイ」 そして今年は音楽の趣味も広げたいなと思い、普段は聞かないジャンルに手を伸ばしています。Apple musicでランダムに流れてきた曲に運命を感じたり、知らないアーティストに出会う楽しみがあります。 ライブも近いのでギターもちゃんと調整しないとなぁと思いつつ、机の片隅に放置されたままのエリクサーがなんとも寂しげ。 半年以上は交換してないので、ジャズマスターが拗ねる前に交換します。 では皆さん、今年もよろしくお願いします。 シグルイ

スケープドール

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溢れだす白黒の海 心は深く私を染めていく 千切れゆく白黒の渦 胸の中まで深く刻まれた 抗うのをやめた 私の欠けた頭は 感覚を鈍らせていく 真っ黒な影が私を映し出す 汚れた心は色を通さない 割れた鏡に映る影ごと あなたの手で切り裂いてほしい 優しい言葉はいらない こんなに汚れた 私を見つけないで 抗うのをやめた 私の欠けた頭は 感覚を鈍らせていく 真っ黒な影が私を映し出す 汚れた心は色を通さない 割れた鏡に映る影ごと あなたの手で切り裂いてほしい 優しい言葉はいらない こんなに汚れた 私を見つけないで

夏色少女

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午前0時の ある日のこと 君は耳元で呟いた  「明日、君の街に行くから」と そう言って君は笑う 午前10時の ある日のこと いつもと違う道を二人で歩く 「目的地なんて決めなくていいよ」 桃色の水を飲んで君は少し笑う 潮風が君の髪を梳かし 紺碧の空に淡く溶け合う 遠退く夏の日差しは鮮やかな 水色に海を染める 波の音が僕らの声を掻き消していく 午後14時の ある日のこと 「バス停から見える景色をふたり占めしたい」と そう言って、笑顔で君は走り出す 午後16時の ある日のこと 君はそっと呟いた 「君と過ごす、最後の夏だから」 そう言って、君は静かに泣き出した 遠退く夏のたおやかな風は 亜麻色の髪を優しく撫でる 潮風が君の髪を梳かし 夕闇に溶けて儚く消える そっと近づく秋の足音は 茜色に海を染める 波の音が僕らの声を掻き消していく

rewrite

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青い春を知らない僕たちは 笑えない日々の中、彷徨っている 光が射さない、部屋の中で ただ祈るばかりだ このままでは大人になれない僕たちは 止まない雨の中、闇雲に進む 色彩の渦に巻き込まれても 僕が手を取って歩くから わかっていても 止まれなくて いつか同じ 景色を見る日まで 君と共に歩み続ける 白いキャンパスは 何を描いてもいい 自由に描いた 未来の先へ征け 悲しみの夜に負けないように 今を生きていこう 遠い夏淡い冬枯れた花も意味を成す 届かないほど遠く遠くの君がほら 詩に綴る憂鬱が青すぎた言の葉が今 僕を連れてく から  わかっているから ねぇ 君もまだ いつか同じ 景色を見る日まで どうかどうか紡ぎ続けて 白いキャンパスは 何を描いてもいい 自由に描いた 未来の先へ征け 再開の朝に出会える日まで 今を生きていこう わかっていても 止まれなくて いつか同じ 景色を見る日まで 君と共に歩み続ける 白いキャンパスは 何を描いてもいい 自由に描いた 未来の先へ征け 悲しみの夜に負けないように 今を生きていこう

ライラ

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いつしか枯れる花 散り際までいたかった 触れることも見ることも できないまま夕闇に消えた 朝を何度迎えても あなたの影は決して消えなくて 点々と灯る街灯 夜を照らすには足りなくて 花束を投げ捨てて ゆらゆら浮かんでいた 感傷的なこの夜に ふらふら逃げ出して 夢なら醒めないでと 祈るように願った ガラス越しに見えたのは あなたの面影だった 朝を何度迎えても 色付いた世界にいたのは私だけ 段々と消える街灯 夜を隠すには足りなくて 花束を投げ捨てて ゆらゆら浮かんでいた 短編的なこの日々に ふらふら逃げ出して 花束を投げ捨てて ゆらゆら浮かんでいた 感傷的なこの夜に ふらふら逃げ出して

ソラノイロを知る日まで

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色の交わらない水彩絵具 溶け合うまで、眺めていた 悲しいことがあっても 素敵なこと見つけようよ 痛みを忘れるぐらい 夢中になれるから 夢が醒めて、霞んで消えても   何も感じなくて、遠くなっても 消えない色がある 素敵な色を見つけるまで、何度でも歌い続けるよ 序曲は鳴り響く 君の行く末に朝焼けが飾られて 優しく照らし続ける 嘘も傷も繋がる思いも 愛も夢も大切なこと 君が教えてくれた 素敵な色を見つけるまで、何度でも歌い続けるよ 序曲は鳴り響く 夢が醒めて、霞んで消えても   何も感じなくて、遠くなっても 消えない色がある ソラノイロが見える日まで、何度でも歌い続けるよ 序曲は鳴り響く 君の行く末に朝焼けが飾られて 優しく照らし続ける

アンハッピーバニラ

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ベランダに飾ったゼラニウム 少しで真っ赤に咲くらしい 溶けそうなアイスクリームを片手に持ち 少し照れてる少女は 不思議な夢の中で堕ちる ふわふわに膨れたスフレの味 なんだかわからなくなっていく 困らせたくないから明るく振る舞う 気づいたら蕾が 真っ赤に咲いちゃった 息を止めるまでは終われない 繰り返される夢の中で きっとこのまま わたしはずっとひとり 萎んだスフレと溶けたアイス 膨らまない会話も食べてほしい 楽になれるような 悪い遊びを 空っぽなわたしにもっと教えてよ 気づいたら蕾が真っ赤に咲いちゃった 息を止めるまでは終われない 繰り返される夢の中で きっとこのまま わたしはずっとひとり